「AI裁判官の有罪判決、どこまで納得できるか」研究者やSF作家らが議論
東京大学の学園祭で、ChatGPTを裁判官に据えて近未来の裁判を描いた東大生の模擬裁判が5月13日に上演され、来場者らによる投票でアカデミー部門の2位になるなど高く評価された。
翌14日には、有識者らによる「AI時代の倫理と法を考えるシンポジウム」が開かれ、有識者らが「AIに裁かれて納得できるか」などについて考えを語った。
東京大学の学園祭で、ChatGPTを裁判官に据えて近未来の裁判を描いた東大生の模擬裁判が5月13日に上演され、来場者らによる投票でアカデミー部門の2位になるなど高く評価された。
翌14日には、有識者らによる「AI時代の倫理と法を考えるシンポジウム」が開かれ、有識者らが「AIに裁かれて納得できるか」などについて考えを語った。
初のオンライン配信となった12月8日の日弁連臨時総会。日弁連は弁護士ドットコムニュースの取材に対し、オンライン傍聴の事前申し込み数が111件だったと明かした。当日は少なくとも100台以上の端末から接続があったという。
日弁連は2021年3月の総会から、各単位会が指定した会場での中継を開始。2022年6月には小林元治会長のもと、オンライン化に向けたワーキンググループが設置された。
結局、オンラインでの参加は見送りとなったが、今回から事前申請した弁護士については、パソコンなど手元の端末からオンライン傍聴ができるようになった。
2020年から活動してきた「日弁連WEB総会実現提言の会」の太田伸二弁護士(仙台弁護士会)によると、単位会会場での中継時代には傍聴者が100人を超えたことはなかったそうだ。
今回、太田弁護士自身はスマホで傍聴したといい、「大きな混乱がなくて良かった。終了後にアンケートもあったので、改善点は次の総会で修正していただければ」と話す。
オンラインであれば、総会に触れるハードルは大きく下がる。今回も「処置請求」をめぐる議題で会場から厳しい意見が出るなど、「見どころ」が複数あった。
「総会に弁護士会員が参加することが、日弁連をより良くするための一歩だと考えます。オンライン傍聴で現状を知ることもその一歩です。今回は傍聴されなかった方も、ぜひ次回の総会はオンラインで傍聴してみてください」(太田弁護士)
76期司法修習を終えた新人弁護士の登録が進んでいる。昨年12月14日の一斉登録から約1カ月が経過した1月19日現在、日弁連への新規登録者は1144人。このうち、東京三会に6割強の708人が新しく所属した。一方、現時点で新規登録数が0人の単位会も8つあった。
所属単位会別にみると、多い順にトップ5は第一東京296人、東京227人、第二東京185人、大阪127人、愛知県41人。新規登録数が0人の弁護士会は、函館、旭川、釧路、山形県、秋田、富山県、島根県、大分県の8つ。
データは(日弁連の弁護士情報検索)より集計。弁護士登録番号をベースにしたため、昨年12月14日以降登録のその他修習期が含まれている可能性がある。また、未登録者もいるため、今後数字が増減する可能性もある。
なお、新任判事補は81人、新任検事は76人だった。
